テーマはパンダ、高速鉄道の仏坪駅が人気急上昇―中国

CRI online    2024年7月22日(月) 12時30分

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陝西省南部の秦嶺山脈にある高速列車の駅の仏坪駅がこのところ、人気が急上昇中です。

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中国北西部の陝西省南部の秦嶺山脈にある高速列車の駅の仏坪駅がこのところ、人気が急上昇中です。

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仏坪駅がある仏坪県は、秦嶺山脈南麓の陝西省漢中市の北東部に位置します。県内の森林被覆率は91.19%です。


仏坪県に生息する野生のジャイアントパンダの数と密度は中国一で、そのために「パンダの故郷」とも呼ばれています。また、この地は世界で初めて、茶色のパンダが発見された場所でもあります。


県内には国家重点保護動物45種のうち、パンダ、トキ、キンシコウ、ターキンなど国家1級の保護動物8種が生息しています。


仏坪駅は陝西省西安市と四川省成都市を結ぶ西成高速鉄道の駅で、2017年12月6日に開業しました。駅はサービスの水準を向上させることを目的に、パンダや良好な生態環境など地域の特色を示す要素を取り入れて駅文化を築いてきました。待合室、構内通路、柱などにはパンダの装飾を加えました。このことで仏坪駅はパンダをテーマにする駅になりました。乗客が列車から降りれば、すぐにさまざまなパンダの装飾が目に入ります。同駅はそのため、「パンダ駅」と呼ばれるようになりました。

これまでに仏坪駅を利用した乗客は、累計168万人に達しました。仏坪駅は夏休み期間になったことで家族旅行や学生旅行、避暑旅行のブームを迎えています。観光客は各地から高速列車に乗って次々に仏坪駅に到着し、自然に親しみながら清涼な夏の日々を過ごします。

仏坪駅には現在、1日当たり35本の列車が到着します。駅から仏坪パンダ谷までは車でわずか30分です。各地から観光客が殺到するのは、探究型学習、旅行、キャンプなどに便利なためです。(提供/CRI

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