中国企業、パリ五輪きっかけに欧州進出を加速―中国メディア

Record China    2024年7月25日(木) 8時0分

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20日、第一財経は、五輪開幕が間近に迫ったパリでは至るところで中国製品が見られ、その品質やサービス、サプライチェーン能力の高さが際立っていると報じた。

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2024年7月20日、第一財経は、五輪開幕が間近に迫ったパリでは至るところで中国製品が見られ、その品質やサービス、サプライチェーン能力の高さが際立っていると報じた。

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記事は、中国国際海運集装箱(中集集団)の子会社である中集天達がパリ五輪に際してド・ゴール空港とオルリー空港にボーディングブリッジ計184台を納入したと紹介。同社は06年にド・ゴール空港にA380機用のボーディングブリッジ4台を納入して欧州主要市場への進出を開始して以降、世界的なボーディングブリッジメーカーとして存在感を高めてきたと伝えた。

そして、中集集団の関係者が「14年のソチ冬季五輪、22年の北京冬季五輪、23年の杭州アジア大会に続き、中集集団の設備が再び世界的なスポーツイベントで役割を発揮することになった」と語ったことを紹介するとともに、五輪開催期間中に世界各国のアスリートや大会関係者、観客が利用するボーディングブリッジの安定した運用と安全を確保すべく、空港駐在人員の数や巡回検査の頻度、予備部品のストックを増やすとともに、空港側と密接に連携して運用効率向上に取り組んでいるとした。


また、浙江省義烏市の工芸品企業責任者がサプライチェーンの強みを活かして、五輪公式リストバンド100万個の受注に成功したことも紹介。「今年に入り、実に様々な文化・スポーツ設備、運動器具、ウェア・シューズ製品などの中国ブランドが五輪を契機に海外進出を加速させている」とし、「五輪の大会組織委員会を始めとする海外機関が、中国企業製品の品質やサービスを重視している」という企業関係者の話を伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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