イランのペゼシュキアン新大統領は先日、イランは中国との友情を非常に大切にしており、同氏に率いられるイラン新政権は中国とのより広範な協力を期待すると表明しました。

ペゼシュキアン新大統領は12日付のイラン紙「テヘラン・タイムズ」に掲載された署名入りの文章で、外交政策を全面的に説明しました。同文章は、中国はイランの困難な時期に一貫してイランと共に立っていたと論じ、イランは中国との友情を大切にしていると表明し、さらに中国は2023年にイランとサウジアラビアの関係正常化を推進した際に重要な役割を果たし、建設的なビジョンと国際問題に対する前向きな姿勢を示したと紹介しました。

ペゼシュキアン新大統領は、「イランと中国の25年間の全面的協力計画は、両国が全面的戦略パートナーシップを構築するための重要なマイルストーンだ。イランは中国とより広範な協力を行うことを期待する」と表明しました。

マスウード・ペゼシュキアン氏は6日の第14回イラン大統領選挙の決選投票で当選しました。同氏にはこれまで、イラン保健相の経験などがあります。（提供/CRI）