韓国で「妊娠36週で中絶手術を受けた」女性の動画が波紋、警察が捜査開始=ネット「恐ろしい」

Record Korea    2024年7月17日(水) 22時0分

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15日、韓国・YTNは「最近SNS上に投稿された『36週堕胎』動画が波紋を呼ぶ中、保健福祉部が殺人の疑いで捜査を依頼した」と伝えた。資料写真。

2024年7月15日、韓国・YTNは「最近SNS上に投稿された『36週堕胎』動画が波紋を呼ぶ中、保健福祉部が殺人の疑いで捜査を依頼した」と伝えた。

記事によると、自身を「20代」と紹介する女性は先月末、SNS上に人工妊娠中絶手術を受けたと報告する動画を投稿した。現在は削除したが、妊娠9カ月目で妊娠の事実に気づき、病院で中絶(堕胎)したという内容で、術後の様子を報告する動画も投稿された。これを見た他のネットユーザーからは「臨月での中絶は胎児殺人だ」と指摘する声が上がっていた。

これを受け韓国の保健福祉部は、動画の女性と手術を執刀した医師に対する捜査を依頼した。同部は、妊娠34週の妊婦の人工妊娠中絶手術をした医師に殺人罪が適用された過去の事例を根拠に挙げたという。

記事は「警察はすぐに捜査に着手し、女性の身元特定と動画の真偽検証を進めているが、動画の内容が事実と判明した場合でも処罰は難しい状況だ」と指摘し、「現在の母子保健法は妊娠24週以降の中絶を禁止しているが、19年に憲法裁判所が堕胎罪に憲法不合致決定を下し、その後国会での立法措置が遅れているため明確な処罰根拠がない」と説明している。

これを見た韓国のネットユーザーからは「36週なら完全に人間で、事実なら殺人事件。徹底的に捜査してほしい」「事実なら本当に恐ろしいこと」「一つの生命を殺したのだから、当然罪を償うべき」「手術をした医師は殺人犯だ」などの声が上がっている。

また「36週まで妊娠に気付かないなんてことある?」「動画はでっち上げに決まっている」「どう見てもただ太った人のお腹。妊婦のお腹ではない」「事実でもそうでなくても、何のためにそんな動画を投稿したのか」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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