台湾メディアの聯合新聞網によると、「2024台北国際夏季旅展・海峡両岸台北夏季旅展」が12日、台北世界貿易センター1号館で開幕した。

【その他の写真】

中国からは主賓省である安徽省など12省・区・市の文化・旅行当局および航空会社や旅行会社の計155人が参加。コロナ禍後に中国から台湾を訪問した旅行交流団として最大規模だという。

海峡両岸台北夏季旅展の開幕式では、台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会の羅文嘉副董事長が、両岸の交流が観光分野から始まることに期待を寄せた。

中国の海峡両岸旅行交流協会台北事務所の何婕主任は、「中国は、コロナ対策の安定移行という新しい形勢下で両岸交流が早急に正常に戻るよう積極的に働き掛けている。両岸の各界は3年ぶりに多様な形式で交流を再開している」と述べた。

中国の展示ブースは計75。出展するのは、安徽省のほか、黒竜江省、江蘇省、浙江省、福建省、江西省、山東省、河南省、広東省、広西チワン族自治区、海南省、重慶市と、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、四川航空、海南航空、山東航空、春秋航空、吉祥航空など。（翻訳・編集/柳川）