6月の世界製造業PMI発表、アジアが世界経済の安定回復のメインエンジンに

CRI online    2024年7月8日(月) 17時30分

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中国物流購買連合会は6日、6月の世界製造業購買担当者景気指数を発表しました。写真は中国の物流業者。

中国物流購買連合会は6日、6月の世界製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表しました。世界製造業PMIは3カ月連続で50以下で推移し、世界経済の回復の原動力は弱まっていることを示しました。

6月の世界製造業PMIは49.5で、前月比で0.3ポイント低下し、3カ月連続で前月から低下しました。地域別に見ると、6月のアジア製造業PMIは引き続き51以上の拡大区間にあり、欧州製造業PMIは48で、前月より1ポイント低下しました。米州製造業PMIは48.9と前月比0.2ポイント低下し、3カ月連続で前月から低下しました。アフリカ製造業PMIは48.6と前月から0.2ポイント低下し、2カ月連続で50以下を推移しました。アジアの製造業の成長率は安定を維持し、欧州、米州、アフリカの製造業の回復はいずれも鈍化していることを示しました。第2四半期、世界製造業PMIの平均値は49.7で、第1四半期を0.1ポイント上回っており、世界経済が緩やかな回復傾向を維持していることを示しています。

中国物流購買連合会の蔡進副会長は、「今年上半期の状况を見ると、世界製造業PMIの平均値は49.7で、明らかに前年同期を上回り、0.9ポイント高い」と述べました。

国際決済銀行はこのほど、主要経済体の中央銀行がインフレ圧力を効果的に低下させ、世界経済は安定した着陸の方向に向かう見込みだとの報告書を発表しました。

また専門家は、地政学的衝突、絶え間ない貿易摩擦、債務圧力の上昇の影響の下で、世界経済の回復プロセスには依然として抵抗が存在し、需要の増加が難しい問題は引き続き存在し、経済回復を推進するには世界範囲で経済貿易協力を強化する必要があるとの見方を示しました。(提供/CRI

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