ソウルの繁華街で夜間の観光客通行禁止措置、オーバーツーリズムによる騒音が原因―中国メディア

Record Korea    2024年7月6日(土) 21時0分

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4日、環球時報は騒音に悩まされている韓国ソウル市の繁華街で来年3月から夜間と朝の観光客の通行を禁止することが決まったと報じた。写真は北村韓屋村。

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2024年7月4日、環球時報は騒音に悩まされている韓国ソウル市の繁華街で来年3月から夜間と朝の観光客の通行を禁止することが決まったと報じた。

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記事は、韓国紙・朝鮮日報の3日付報道として、ソウル市鐘路区の人気スポット・北村韓屋村の一帯地域について、25年3月に午後5時から翌日午前10時まで観光客の通行を禁止し、違反者には約10万ウォン(約1万2000円)の罰金を科すことが決まったと紹介した。

そして、規制の背景にはオーバーツーリズムによる騒音などの問題があると指摘。騒音などの影響により、現地の人口は18年の8437人から23年には6108人まで減ったことを伝え、北村韓屋村では住民の意見を踏まえて特別管理地区を設け、特に苦情が多い地域を「レッドゾーン」として時間帯の通行規制を行うことになったと説明した。

北村韓屋村

また、現地で夜間の通行を禁止する措置は、在韓米軍が1945年9月の駐留開始後に韓国国内の一部地域に出した夜間通行禁止令が88年に完全撤廃されて以来37年ぶりの「復活」になると紹介。来年3月の本実施を前に今年10月から試験運用が行われる予定で、一部市民からは「住民と観光客の区分けが難しく、住民の自由な通行権が妨げられる可能性がある」との懸念が出ているとした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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