世界の自動車メーカーイノベーション力のトップ10、中国企業が半分占める―中国メディア

Record China    2024年7月7日(日) 11時0分

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4日、界面新聞は、ドイツのシンクタンクが発表した世界の自動車メーカーイノベーション力のトップ10で、中国企業が5社ランクインしたと報じた。写真は吉利汽車。

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2024年7月4日、中国メディアの界面新聞は、ドイツのシンクタンクが発表した世界の自動車メーカーイノベーション力のトップ10で、中国企業が5社ランクインしたと報じた。

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記事は、ドイツのCAM研究所がこのほど、2005年から毎年実施している世界の自動車メーカーを対象としたイノベーション力ランキングを発表したことを紹介。世界の自動車メーカー30社、約100ブランドを対象とし、1000項目以上の評価基準からランキング付けを行ったとした。

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そして、中国メーカーでは吉利汽車上海汽車、小鵬汽車BYD広州汽車の5社がトップ10に入り過去最多となったほか、蔚来が12位、長城が14位に入ったとし、CAMの研究責任者が「電気自動車(EV)、自動運転、車載電子システムの可用性などの分野で中国メーカーが非常に強力なイノベーション力を発揮している」との認識を示したことを伝えた。

吉利汽車本社

また、長きにわたりイノベーション力が高いとされてきたドイツ勢もトップ10に3社が入り、中国に次いで2番目に多くなったとした。中でもBMWは全体の1位となり、メルセデス・ベンツも5位に入った一方、長らく1位を守ってきたフォルクスワーゲンは6位に順位を下げており、中国の圧倒的な勢いの中で老舗のドイツ企業が徐々にイノベーション力を弱めつつあることも浮き彫りになったことを紹介した。

さらに、「ドイツが徐々に勢力を弱めているのに対し、米国メーカーの成績は衰退という言葉で形容せざるを得ない」とし、トップ10入りした米国メーカーが一つもなく、最高でテスラの13位だったと指摘。老舗のGMは15位、フォードは16位に甘んじたことを伝えた。このほか、世界最大の自動車メーカーである日本のトヨタが、2017年以降で最高位となる4位に入ったとした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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