Record China 2024年7月7日(日) 15時0分
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第26回上海国際映画祭で日本に先行して上映された劇場アニメ「ルックバック」に、観客から続々と5つ星(満点)レビューが投稿されている。写真はルックバック。
6月14日から開かれた第26回上海国際映画祭で製作国日本に先行して上映された劇場アニメ「ルックバック」に、中国の観客から続々と5つ星(満点)レビューが投稿されている。(本記事はネタバレを含みます)
「ルックバック」は、藤本タツキ氏の漫画が原作。小学4年生の主人公・藤野は、学年新聞で4コマ漫画を連載しており、同級生や家族から絶賛されていたが、ある日不登校の同級生・京本の4コマ漫画が連載されると、周囲の称賛は京本に向けられ、藤野は漫画を描くことを諦めてしまう。すると、教師から卒業証書を届けるよう頼まれた藤野は、初対面の京本に「ずっとファンだった」と告げられ、一緒に漫画を描くことに。しかし時が流れ、高校卒業後に進路が分かれると、すべてを打ち砕く事件が起きる。この事件をきっかけに枝分かれした2人の人生を描く。
中国のドラマ・映画の情報サイト・豆瓣電影(douban)には、同作品を鑑賞した複数の中国のネットユーザーがレビューコメントを投稿。「藤野…あなた(が主人公)の映画はやっぱり素晴らしい!」「驚くほど良かったです。見ている一瞬一瞬が幸福でした」「短いながらも、改編のリズムが素晴らしかったです。称賛される藤野が雨中で興奮して手足が同時に動くシーンが大好きでした」「上海国際映画祭に感謝します!『ルックバック』を見ることができるなんて思ってもみませんでした。漫画は3つ星ですが、アニメは5つ星です。絵コンテと音楽が本当に美しすぎました」などと、好評価が相次いだ。
また、「映画館内はすすり泣きの声で満たされていました」「作画が美しすぎて、とても特別な鑑賞体験でした。音楽が流れるたびに目が潤みました」「原作を読んでいてよかったです。でなければ、ティッシュ一箱を使い切っていたでしょう」「4コマ漫画のエッセンスを見事に活用した劇場アニメ。劇場内はすすり泣きの声でいっぱいで、京都アニメーションの事件を思い出した私は、涙をこらえるのに必死でした(涙を抑えるあまり、頭皮がしびれるほどでした)」「原作に劣らない表現力で、全編を涙ぐみながら見終えました。現場の雰囲気も素晴らしく、上映終了後の拍手も印象的でした。このような素晴らしい作品が生まれたことに感謝し、生きていて本当によかったと思います」などと、映画の演出や物語に涙を流したとのコメントも多く寄せられていた。
なお同作品は、日本で先月28日に公開されており、台湾でも8月1日に公開される予定だ。(翻訳・編集/岩田)
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