中国物流・調達連合会と国家統計局サービス業調査センターは6月30日、今年6月の中国の購買担当者景気指数（PMI）を発表した。そのうち製造業PMIは49．5％で、前月から横ばいだった。経済運営は全体として安定し、ミクロ主体の活力が改善した。

個別の指数を見ると、生産サイドが安定の中で成長を遂げた。6月の生産指数は50．6％で、引き続き景気拡大局面にあり、中国の製造業の生産活動が安定の中で成長する流れを維持していた。製造業の原材料価格は2カ月連続で急上昇した後、6月は製造業原材料の成長が大幅に鈍化した。6月の原材料仕入れ価格指数は前月比5．2ポイント低下の51．7％となり、低下幅が大きかった。企業の調査の結果を見ると、6月には「原材料コストが高騰した」と答えた製造業企業の割合が前月比1．2ポイント低下して43．7％になった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）