日本人母子の切り付け事件、中国人ジャーナリストが言及「政府の公式発表あると信じている」

Record China    2024年6月25日(火) 16時30分

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中国・江蘇省蘇州市で24日に発生した日本人母子らが刃物で切り付けられた事件について、中国共産党系の環球時報の元編集長で、同党の広報的役割をしてきた胡錫進氏がSNSで言及した。

中国・江蘇省蘇州市で24日に発生した日本人母子らが刃物で切り付けられた事件について、中国共産党系の環球時報の元編集長で、同党の広報的役割をしてきた胡錫進(フー・シージン)氏がSNSで言及した。

事件から間もなく1日がたとうとしているが、中国政府は公式の発表を行っておらず、中国の多くの主要メディアも事件について報じていない。一方、中国のSNS上では25日朝から日本の報道などを基に情報が徐々に出始めており、25日午後には香港に拠点を置く中国向け衛星テレビ局の鳳凰衛視が事件について報じた。

胡氏は25日午後3時ごろ、中国のSNS・微博(ウェイボー)で「昨夜、外信で蘇州市で男が刃物で3人を切りつけた事件の情報が伝わってきた」とつづり、事件の被害状況などを説明した上で、「私はこの件について、後に政府の公式な発表があると信じているし、発表があるべきだと思う」との見解を示した。

中国のネットユーザーからは「外信だって?中国はニュースまで輸入するのか?」「なぜ中国国内で起きたことが外から伝わってくる?」「国内メディアは何をしている」「中国にまだ『ニュース(新しい情報)』があるとでも思っているのかい?」「昨日のことをようやく発表って、ちょっと遅すぎないか」「これは刑事事件であり、発表はあってしかるべき」との声のほか、「恨みの教育が成功したな」「長年のヘイト教育の結果がこれだ」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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