端午節控えた中国、コーヒーちまきやフルーツちまきが話題に

人民網日本語版    2024年6月7日(金) 21時30分

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中国では端午節を目前に控え、ちまきが再び市場で注目の的となっている。

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中国では端午節(端午の節句、今年は6月10日)を目前に控え、ちまきが再び市場で注目の的となっている。ここでは、今年のちまき市場の動向や今年新発売となっているちまきなどに迫ってみよう。

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雲南省保山市では、アラビカ種のコーヒーともち米を組み合わせた「コーヒーちまき」が販売されている。作り方は、まず、焙煎したばかりのアラビカ種のコーヒー豆を挽いて粉にし、ドリップして濃厚エキスを作り、もち米をつけておく水に混ぜる。このコーヒーエキス入りの水でつけたもち米が水を吸って膨らむと、茶色く色づき、香ばしい香りを漂わせるようになる。そして葉で包んでから、再びコーヒーエキスに2時間漬けた後、蒸し煮すると完成。うす茶色で香り豊かなコーヒーちまきが人々の食欲をそそる。これに黒砂糖をつけて食べれば、コーヒーとちまきの葉の香りが口中に広がる。


「コーヒーちまき」のほか、保山市では「フルーツちまき」も話題を集めている。パイナップルは甘酸っぱく、さわやかな口当たりで、しっかり煮ても形が崩れないため、もち米と合わせてパイナップルちまきとして食べるとおいしく、消費者の間で人気となっている。


河北省石家荘市の多くのスーパーにはちまきコーナーが設置されており、さまざまな味のちまきがずらりと並んでいる。豚肉入りのちまきのほか、ピーナッツやあずき、緑豆など8種類の雑穀が入っている八宝粽、ナツメの甘露煮入りちまきのほか、チョコレートちまきといった斬新な味のちまきも並んでいる。また、脂肪分控えめや低糖、塩分控えめ、血糖値上昇を穏やかにするちまきといった健康志向のちまきの人気も次第に高まりを見せている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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