厚さがコピー用紙に匹敵する「5G鋼」合格通知―中国

人民網日本語版    2024年6月6日(木) 13時30分

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北京科技大学が発行した「5G鋼」合格通知は無数のネットユーザーを驚かせた。

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鉄鋼のように硬く紙のように柔らかい。北京科技大学が発行した「5G鋼」合格通知は無数のネットユーザーを驚かせた。鉄鋼を紙とし、その厚さは一般的なコピー用紙に匹敵する。この「蝉の羽鉄鋼」を生産したのは首鋼京唐だ。人民網が伝えた。

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同社の工場に入ると、セミの羽のように薄いスチールコイルが整然と積まれ、出荷の積み込みを待っていた。合格通知だけでなく、北京冬季五輪の絵葉書、兎年の年賀状、辰年の切手、「国際お茶の日」芸術茶缶など、「セミの羽鉄鋼」とコラボするクリエーティブな商品が増え続け、人々の「鉄鋼」に対するこれまでの認識を覆した。


この薄い鋼材の研究開発と生産の裏側には複数の優れた技術がある。同社ブリキ板事業部の莫志英(モー・ジーイン)部長は、「3年間の科学研究開発において、当社は極限の打破に取り組み続けた。広幅の『セミの羽鉄鋼』の厚さを0.11mmから0.07mmに下げ、世界トップレベルに達した」と説明した。

小さなクリエーティブ商品は首鋼製造の大発展を反映している。「セミの羽鉄鋼」は首鋼技術研究開発チームと北京科技大学のチームが共同で研究開発した超薄型5G用鋼で、首鋼ブリキ板先端電子製品用鉄鋼序列に属し、主に5G基地局信号受信器、信号伝送フィルター、集積回路などに使用される。莫氏は、「これは首鋼の鉄鋼製品のグリーンで薄型の発展の代表作の一つでもある」と述べた。

中国の鉄鋼工業は近年、大規模なものから強いものへのトランスフォーメーション・高度化発展の新たな段階を迎えた。現地の従来的な鉄鋼産業がスマートトランスフォーメーションを急いでいる。自動化設備やビッグデータ、人工知能などの技術を導入し、生産効率と製品の質を高めることにより、グリーンで現代的な産業体制の構築を加速させ、多くの鉄鋼企業がグリーン産業を発展させ続けている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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