2024年6月4日、韓国・朝鮮日報によると、韓国・済州（チェジュ）島を訪れた外国人観光客1人当たりのクレジットカード決済額が大幅に減少したことが分かった。

済州道によると、年初から4月までに済州島を訪れた観光客は438万5855人で、前年同期より1．7％増加した。韓国人が384万5463人で8．7％減少したが、外国人が54万392人で439％の増加を記録した。

観光客が島内に滞在中、クレジットカード（新韓カード）を使用した額は1兆862億2200万ウォンと集計された。前年の1兆480億9000万ウォンよりやや増加した。韓国人は前年より減少したが、外国人は80％増加した。ただ、外国人1人当たりの使用額は約34万8000ウォンで、前年同期（約103万8000ウォン）の30％水準まで急減したという。

道関係者は「外国人の訪問パターンが団体旅行から個人旅行に変化し、免税店より地元の店での消費が増えている」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本が円安で済州とは比べ物にならないほど安くなったからな」「日本に行く方がずっといいから」「韓国人にも外国人にもぼったくりをする最悪の済州島」「観光客をカモにしてる島には行かない」「済州島民は反省すべきだ。いずれぱったり観光客が来なくなったらどうするつもりだ？。済州島は美しい上にコスパもいいと言われるようになってみなよ」などの声が寄せられている。また、訪れる外国人は中国人が多いとして、「済州に来る外国人がお金を使わないのではなく、中国のアプリを使って人民元で決済しているからだ」と指摘するコメントも多く見られた。（翻訳・編集/麻江）