中国の「絶対に遊びに行ってみたい場所ランキング」発表、84都市1306カ所がランクイン

人民網日本語版    2024年5月30日(木) 7時30分

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口コミサイト・大衆点評は5月25日、2024年度版の「絶対に遊びに行ってみたい場所ランキング」を発表した。写真は北京。

口コミサイト・大衆点評は5月25日、2024年度版の「絶対に遊びに行ってみたい場所ランキング」を発表した。昨年よりも36都市・地域多く、中国の84都市・地域の観光スポットをカバーしており、ランキングしている観光スポットは1306カ所と過去最高に達した。同ランキングは、さらに多くの都市・地域の「文化観光の新たな代名詞」となっている。ランクインした観光スポットが最も多い都市ランキングトップ10は北京、成都蘇州重慶杭州広州長沙西安、南京、上海となっている。

2024年度版の「絶対に遊びに行ってみたい場所ランキング」にランクインした中国科学院西双版納(シーサンパンナ)熱帯植物園の方マーケティング・ディレクターは、「ほとんどの都市に植物園があるが、当園は地元の自然文化観光の主な要素である熱帯雨林を集中的に展示しているのが特徴。生物多様性保全、動物と植物の関係、個体群の概況など、西双版納熱帯雨林の全ての要素がここに凝縮されており、名実ともに絶対に遊びに行ってみたい場所にふさわしい」と紹介する。

大衆点評の統計によると、2023年版の「絶対に遊びに行ってみたい場所ランキング」と比べると、約30%の場所が淘汰され、新しい顔ぶれが並んでいる。ランクインする場所の選出では、「その地ならでは」と「楽しさ」の重要性が大幅に高まり、山西省大同市の雲岡石窟や福建省漳州市の東山島、内蒙古(内モンゴル)自治区呼和浩特(フフホト)の大召無量寺など、現地の特色にあふれ、楽しさを満喫できる観光地が初めてランキングしている。このように同ランキングは各地の「文化観光の新たな代名詞」となっている。

新たな動向下のユーザーの観光ニーズを満たすべく、2024年度版の「絶対に遊びに行ってみたい場所ランキング」は、昨年よりも36都市・地域多い84都市・地域をカバーしており、呼和浩特や、西双版納、襄陽、延辺朝鮮族自治州、漳州などの観光スポットが初めてランクインしている。新たに人気を集めている魅力ある観光資源がたくさんある都市の「オンライン観光ガイド」の空白を埋め、現地の文化観光消費の成長を促進する新たな原動力となっている。

その他、「短距離近場旅行」が旅行の新たな動向となっているのを背景に、2024年度版の「絶対に遊びに行ってみたい場所ランキング」には、「近場旅行」コーナーが新設され、四川省阿壩蔵(アバ・チベット)族羌(チャン)族自治州の四姑娘山景勝地や江西省上饒市の婺源景勝地、貴州省黔南布依(ブイ)族苗(ミャオ)族自治州荔波県の小七孔景勝地などがランクインし、ユーザーに、宝のように価値のある観光スポットをより幅広く紹介している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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