中国、カンボジアでより多くの経済特区設置を検討することに同意―カンボジアメディア

Record ASEAN    2024年5月30日(木) 5時0分

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カンボジアメディアによると、中国はカンボジアでより多くの経済特区(SEZ)を設置する可能性について検討することに同意した。写真はカンボジアの首都プノンペンにある独立記念碑。

中国はカンボジアでより多くの経済特区(SEZ)を設置する可能性について検討することに同意し、中国企業によるカンボジアへの投資奨励とカンボジアからの農産物輸入拡大を約束した。シンガポール華字メディアの聯合早報が28日、カンボジアの英字メディア、プノンペン・ポストの報道として伝えた。

報道によると、この合意は、カンボジアのソック・チェンダ・サオピア副首相兼外相がこのほど、訪問先の中国で、同国の王毅(ワン・イー)外相と会談した際に成立した。

カンボジア外務省の声明によると、王氏は、経済関係と協力の一層の拡大に向けて中国側がカンボジアでより多くのSEZを拡大・新設する可能性について検討すべきだとするソック・チェンダ・サオピア氏の提案を歓迎した。

中国は、カンボジアの熟練労働者数を増やすための技術・職業訓練への支援と、交通、物流、かんがいシステムを含むカンボジアの主要インフラ整備プロジェクトへの支援も改めて表明した。

両国は、教育、観光、農業、接続性、デジタル経済、人工知能(AI)など重要かつ潜在的な分野での協力をさらに推進することや、「ダイヤモンド・ヘキサゴン」協力枠組みの中でクリーンエネルギー開発に重点を置くことで合意した。クリーンエネルギー開発は「産業技術回廊」や「魚米回廊」の発展を推進する鍵となる。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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