Record China 2014年8月30日(土) 20時23分
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25日、米華字メディア・僑報網は記事「中国男性の孤独が生み出したホルモン経済」を掲載した。モテない男性を狙ったコンテンツ産業が「ホルモン経済」と呼ばれている。写真は中国のメイド喫茶。
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2014年8月25日、米華字メディア・僑報網は記事「中国男性の孤独が生み出したホルモン経済」を掲載した。26日付で環球網が伝えた。
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週10時間働くだけで年15万ドル(約1500万円)の収入に。しかも自宅から一歩も外に出ることなく働ける…。中国の「ホルモン経済」がこんな夢のような仕事を生み出したと米誌フォーリン・ポリシーが伝えている。
一人っ子政策や男児を重視する文化の影響で中国では30歳以下の男性人口は女性よりも2000万人も多い。パートナーを見つけられない、モテない男性を狙ったコンテンツ産業が「ホルモン経済」と呼ばれている。ソーシャルメディアやアニメ、ゲーム、電子書籍などが含まれるが、特に注目されているのが動画配信サイトだ。
動画配信サイトYY.COMは個人が生放送をできるサイト。放送者の多くは若い女性。世間話をしたり歌ったりするなどのコンテンツを提供する。視聴者は有料のバーチャルプレゼントを贈ることができ、受け取った放送者はプレゼントを換金できる。トップレベルの人気を持つ放送者は数十万人の視聴者を持ち、年15万ドルもの収入を得る。
成人作品などの規制に厳しい中国だけに動画配信サイトは守るべき一線を定めているが、女性放送主たちは限界ぎりぎりの格好や媚びを売ることでファンを集めている。バーチャルプレゼントは有料とはいえ、彼女や配偶者を得るよりはよっぽど安価。モテない男たちは現実世界では得られない「彼女」、それに「社会的承認」と「自尊心」をネットで捜している。(翻訳・編集/KT)
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