2014年8月27日（現地時間）、第71回ベネチア国際映画祭が開幕し、女優ジョアン・チェン（陳冲）やヴィッキー・チャオ（趙薇）、アン・ホイ（許鞍華）監督らがレッドカーペットに登場した。新浪が伝えた。

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ベネチア国際映画祭は9月6日まで開催される。香港の女優監督アン・ホイがオリゾンティ部門の審査委員長を務め、「ラストエンペラー」などで知られる女優ジョアン・チェン（陳冲）がコンペティション部門の審査員に選ばれたことが、中華圏で大きな話題に。ホイ監督の「黄金時代」がクロージング作品に選ばれ、中国映画「闖入者（Red Amnesia）」が中華圏から唯一、コンペ部門に出品されている。

レッドカーペットには非コンペ部門の出品作「親愛的」から、香港のピーター・チャン（陳可辛）監督、中国の女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）らが登場。ヴィッキーは胸元を大胆にさらけ出しつつも、ピンクで甘いイメージを引き出した優雅なドレス姿を見せた。

「ラストエンペラー」やアン・リー（李安）監督の「ラスト、コーション」など話題作に出演し、海外でも広く名を知られた大物女優のジョアン・チェンは、さすがの貫録で登場。黒いドレスになでつけたヘアスタイルで、オールド上海の貴婦人を思わせる優雅な魅力を振りまいた。

ホイ監督の作品「桃（タオ）さんのしあわせ」は、第68回の主演女優賞に輝いている。毎回、ベネチア映画祭が中華圏映画に高い関心を寄せていることについて、「感謝したい」と語っていた。（翻訳・編集/Mathilda）