チャウチャウを染めて「パンダ犬」に、詐欺疑惑が浮上―江蘇省泰州市

CRI online    2024年5月11日(土) 23時30分

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中国では、この間のメーデー連休中、東部にある江蘇省泰州動物園では2匹の「パンダ犬」が公開され、ネット上で人気を集めています。

中国では、この間のメーデー連休中、東部にある江蘇省泰州動物園では2匹の「パンダ犬」が公開され、ネット上で人気を集めています。泰州動物園によると、この「パンダ犬」はパンダに似せて染色されたチャウチャウだということです。

「パンダ犬」の動画はネット上で公開されると急速に人気となり、100万人近くの「いいね!」を獲得しました。ネットユーザーが投稿した動画には、泰州動物園で2匹の「パンダ犬」が犬舎内で悠々としている愛らしい姿が映っています。多くの来園者が足を止めて見物していました。また、泰州動物園の入場券には5月1~5日までの「パンダ犬」イベント情報が示されています。

これを受けて一部のネットユーザーは、動物園がチャウチャウをパンダのように染めることは、消費者詐欺の疑いがあるのではないかと訴えました。これについて、発現法律事務所の黄棋弁護士は、「ネットユーザーが公開した動物園の入場券によると、動物園では『パンダ犬』のイベントが開催された。『パンダ犬』を宣伝手段として来園者を呼び込み、虚偽宣伝の疑いが持たれる可能性がある」と指摘しました。

黄弁護士はまた「実際には『パンダ犬』と呼ばれる動物は存在しないため、このような行為は来園者を誤解させる可能性がある。来園者の目的は主に『パンダ犬』を見ることだが、実際には『パンダ犬』はパンダの姿に染められたチャウチャウである。このような行為は虚偽宣伝の疑いがある」としたうえで、「もし動物園側は『パンダ犬』を宣伝文句にせず、入場券を購入した来園者が見物のついでに『パンダ犬』を見たし、園側は『パンダ犬』を強調して宣伝せずに『パンダ犬』が染色したチャウチャウであると明確にすれば、詐欺の疑いはない」と分析しました。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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