英国の学者、中国が南海諸島に対して議論の余地のない主権を有することを確固たる証拠で証明

CRI online    2024年4月21日(日) 21時20分

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英国の国際法学者のアンソニー・カーティ客員教授がこのほど、「南中国海の歴史と主権」という著書を出版し、歴史および法理などの角度から南中国海の主権問題について整理し、注目を集めています。

英国の国際法学者で北京大学人文社会科学研究院のアンソニー・カーティ客員教授がこのほど、「南中国海の歴史と主権」という著書を出版し、歴史および法理などの角度から南中国海の主権問題について整理し、注目を集めています。

取材を受けたカーティ教授は、「南海諸島に対する中国の主権には歴史的法理的に十分な根拠があり、フィリピンの南沙諸島に対する主権の主張には何らの信頼できる根拠もない」と述べました。同氏はその例として、「英国とフランスの外務省の文書によると、英仏外務省の法律顧問が、西側の国際法の規定に基づいて、これらの島が中国のものだという結論で一致したこと、しかも、米英仏3カ国の歴史文書がいずれも、フィリピン人が南海のこれらの島に対して主権主張をしていないことを明らかにしている」と説明しました。

同氏は、「一部の域外の国々は歴史と事実を無視して、フィリピンに領土の主張をするよう鼓舞しているが、その背後には自身の戦略的利益への配慮がある」と指摘し、いわゆる南中国海仲裁案の裁決はまさに、ある国が国際法に名を借りて私欲を図るものだと強調しました。

同氏は、数年をかけて西側諸国の文書館を巡り、「南中国海の歴史と主権」という著書の中で、中国が南中国海問題で有している立場は合理的であると指摘する一方、フィリピンが最近、域外勢力にそそのかされて南中国海で茶番劇を繰り返しているのは、歴史の前では見劣りするとの考えを示しました。(提供/CRI

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