世界最速の高速列車、時速400キロが意味するものは?―中国

人民網日本語版    2024年4月21日(日) 8時0分

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中国の世界最速の高速列車CR450が年内にラインオフし、運行時速は350キロから400キロへと向上する見込みだ。

中国の世界最速の高速列車CR450が年内にラインオフし、運行時速は350キロから400キロへと向上する見込みだ。この350キロから400キロへの向上にはどんな意味があるだろうか。

350キロと400キロの差は50キロ。この50キロは速度を示す数字だけでなく、時空と距離の再構築でもある。研究によると、時速200キロ以上の列車に乗る場合、最適な移動距離は800キロ以内であり、時速300キロの高速鉄道なら1200キロ前後だ。時速400キロ級になると、最適な移動距離は1600キロまで伸びる。

50キロは高速鉄道産業チェーン全体の質向上・高度化を意味する。高速鉄道「復興号」1本はおよそ50万点余りの部品で作られ、関連する技術分野は機械、冶金、材料、パワーエレクトロニクス、化学工業、情報管理、コンピューター、精密機器など多岐にわたる。CR450は速度が上がると同時に、騒音やエネルギー消費といった環境保護指標がCR400を下回る。CR450は軽量で高効率の新材料や新技術に幅広い応用の可能性をもたらしたと同時に、高速鉄道産業チェーンの持続的な質向上と高度化ももたらした。

すでに分かっている試験データによると、CR450は車体の重量が現行のCR400より約12%少ないと同時に、走行時の抵抗とエネルギー消費の指標はそれぞれ20%低く、制動性能は20%、けん引効率は3%それぞれ向上した。列車の制動距離、騒音、エネルギー消費などの指標が変わらない場合で、運行時速は50キロ上がることになる。

時速400キロの交通インフラの技術イノベーションとさらなる高速度の総合テスト区間の建設が重要な進展を遂げている。CR450はトップレベルの指標と全体プランの策定が終わり、施工設計とサンプル列車の開発段階に入った。サンプル列車は年内にラインオフして、一連の走行テストが行われる見込みだ。

中国の高速鉄道の発展の歩みを振り返ると、独自イノベーションの力によって、中国の高速鉄道はインフラとモバイル装備の水準が向上し続けてきた。今や、中国の高速鉄道は世界最大の営業ネットワークを構築し、中国国内の営業距離は4万5000キロを超え、復興号は31の省・自治区・直轄市を走るようになった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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