中国、ダライ・ラマと対話実施も「議題は彼個人の今後についてのみ」―インドメディア

Record China    2014年8月26日(火) 13時32分

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24日、中国チベット自治区党委員会副書記の呉英傑氏は、インドメディアに対し、中国政府が、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と特使を通じて対話を行っていることを明らかにした。写真はダライ・ラマ14世。

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2014年8月25日、インド紙・ザ・ヒンドゥーによると、中国チベット自治区党委員会副書記の呉英傑(ウー・インジエ)氏は24日、中国政府が、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と特使を通じて対話を行っていることを明らかにした。

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呉氏はラサで記者団に対し、ダライ・ラマ14世との対話が「順調に進んでいる」とした一方で、「我々が話し合っているのは彼の今後についてだけだ。チベットの今後についてではない」と説明。「近年、海外に亡命したチベット人の多くがチベットに戻ることを選択している」とした上で、「チベットと台湾が中国の一部であることを受け入れさえすれば、ダライ・ラマ14世を含むすべての人は中国に戻ることが可能だ」と述べた。

呉氏はまた、中国政府とダライ・ラマ14世との対話が2010年に決裂したことについて、「彼らの要求は受け入れられるものではない。どうして中国に対しチベットからの軍撤退を要求できるのか」とも述べた。(翻訳・編集/NY)

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