2014年8月25日、俳優の金城武が、高くそびえる崖の上に立ち、時計メーカーの最新CMを撮影。高額保険を掛けてのチャレンジとなった。聯合報が伝えた。

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シチズンのイメージキャラクターを務める金城武がこのほど、マレーシアで新CMを撮影。もともとはアイスランドで行われる予定だったが、スケジュールの都合で急きょ変更された。気温38度という猛暑の中、冬物の衣装を着込んで撮影に臨んだ。

クアラルンプールから車で4時間の山岳地帯でロケが行われた。崖の上に降り立ってみると、周囲の岩は触るとヤケドしそうな熱さ。金城によると、滝のように汗が流れる中でも、「ここはアイスランドだぞ」と自分に暗示をかけていたという。

危険が伴う撮影のため、シチズンは3億台湾ドル（約10億円）の保険金を掛けた。また、撮影にはオーストラリアの著名な映画監督マイク・デイリーを招いている。

筋萎縮性側索硬化症（ALS）への支援を求める「アイス・バケツ・チャレンジ」で、金城は氷水に代えて除湿器タンクの水を被り、「環境保護への意識が高い」と大きな話題になった。動画のページビューはすでに500万回を超える人気となっている。（翻訳・編集/Mathilda）