中国の習近平国家主席は16日午前、北京の釣魚台国賓館でドイツのショルツ首相と会談しました。

習主席は、「今年は中国とドイツの全方位的戦略パートナー関係の樹立10周年に当たる。ここ10年、国際情勢が大きく変化する中、両国関係は終始安定的な発展を保ち、各分野における協力が絶えず強固なものになりつつあり、両国の発展にそれぞれ原動力を与えている。双方が相互尊重を堅持し、交流と学び合いを続け、協力とウィンウィンを促進すれば、両国関係は必ず長期的な発展を実現できる」と述べました。

ショルツ首相は2022年11月に訪中してから、両国政府間で深い交流と数回にわたる対話がおこなわれたことを「うれしく思う」とし、「昨年6月、ベルリンで開かれた第7回独中政府間協議が一里塚の意義を持つ。ここ2日間、ビジネスリーダー代表団を率いて、重慶と上海にあるドイツ企業を見学した。両国の経済関係が今回の訪問の重要な議題だ」と明らかにしました。（提供/CRI）