2014年8月22日、シンガポール華字紙・聯合早報は上海市当局が中国人観光客のブラックリスト制度の創設を検討していると報じた。マナー違反の中国人観光客が出国する場合には厳しい審査が科されるという。中国紙・参考消息（電子版）が伝えた。

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近年、中国人観光客のマナー違反行為が問題となっている。エジプトの史跡での落書き、ルーブル美術館前の噴水で足を洗う、公共の場所で大声で騒ぐ、行列割り込みなどのマナー違反がたびたびメディアに取り上げられ、中国人の恥を世界にさらしたとして問題になってきた。

20日、上海市文明旅行業務聯席会議が開催された。席上、海外でマナー違反を犯し中国の国家イメージを傷つけた観光客をブラックリストに入れる新制度の導入が話し合われた。ブラックリストの観光客が再度出国する場合には教育を施し厳格に審査する。（翻訳・編集/KT）