外国人の死刑が急増、日本人も過去5年で4人に執行、最多は韓国―中国

Record China    2014年8月23日(土) 21時5分

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22日、近年、中国では外国人に対する死刑判決が増加している。2000年以降すでに十数人が死刑判決を受けた。ほとんどが麻薬密輸容疑だ。資料写真。

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2014年8月22日、環球網は中国での外国人死刑判決の問題について報じた。

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アモイ中級人民法院は20日、ドイツ人容疑者に殺人罪で死刑判決を下した。中国最高人民法院の認可を経て死刑が執行される見通しだが、その場合にはドイツ人としては初の中国における死刑執行となる。ドイツ外務省は執行阻止に全力を注ぐとコメントしている。

近年、中国では外国人に対する死刑判決が増加している。2000年以降すでに十数人が死刑判決を受けた。ほとんどが麻薬密輸容疑だ。死刑を廃止した国も多く、執行しないようにと外交的圧力をかけるケースも多いが、中国は圧力に負けず司法の独立性を貫いている。麻薬密輸での逮捕が最も多いのは韓国人。韓国国内での麻薬価格高騰に伴い、中国から持ち出そうとするケースが増えている。

また、今年7月25日には大連で日本人麻薬密輸犯の死刑が執行された。1972年の日中国交正常化以来5人目だが、2010年以降で4人と短期間に集中している。昨年10月には広州空港で日本の愛知県稲沢市市議の桜木琢磨氏が麻薬密輸容疑で逮捕された。日本外務省は死刑判決が下る可能性が高いと分析している。日本世論は麻薬に対して厳しい見方を貫いており、中国での死刑判決についても容疑者に同情せず、認める傾向が強いのが特徴だ。(翻訳・編集/KT)

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