3年前から封殺状態が続く中国の女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）について、今年中にも活動を再開するのではないかと、最近の変化が注目されている。

ヴィッキー・チャオが急に表舞台から姿を消したのは、2021年8月のことだった。出演作が動画配信サイトから一斉に姿を消し、キャスト表からも名前が削除されるなど、徹底的な封殺状態に追い込まれている。なお、封殺の理由についてはアリババ・グループ創業者のジャック・マー（馬雲）氏との親しい間柄など、さまざまな報道が行われてきた。

今年はじめから、復帰は近々ではないかとささやかれていたが、最近ではヴィッキー・チャオの微博（ウェイボー）アカウントのプロフィール欄に代表作のタイトルが登場。中国のエンタメサイト「bilibili」では、ヴィッキー・チャオの関連動画で施されていたモザイクが消えている。

さらに、映画・ドラマ情報サイトの豆瓣（douban）では一部の出演作について、キャスト表には依然として名前がないものの、顔写真が再び登場している。

こういった顕著な変化は、今後の復帰に向けて少しずつ解禁して世間の反応を見ているのではないか、といった推測も。また一部の中国メディアでは、ヴィッキー・チャオが年内にも復帰する予定で、早い場合は6月にも仕事を再開と報じており、今後の動きが注目される。（Mathilda）