中国アニメを日本アニメと勘違いして「けしからん」と大騒ぎする男性=中国ネット民もあきれる

Record China    2024年3月11日(月) 22時0分

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中国・広東省広州市で中国のアニメ作品のパネルをたたいて大騒ぎする男性の映像が物議を醸した。

中国・広東省広州市で中国のアニメ作品のパネルをたたいて大騒ぎする男性の映像が物議を醸した。

動画は「広州のアキバ(秋葉原)」とも呼ばれるアニメ街「動漫星城」で10日に撮影されたもので、スーツ姿の男性が「誰も声を上げる勇気がないのか!おまえたちはここでこんなことをして!警察を呼ぶ!」などと声を荒らげ、関係者のサインが入ったアニメのパネルをたたいて大騒ぎする様子が映っている。

鳳凰網など複数の中国メディアによると、男性はそのアニメを日本のものと思っていたようだが、実際は中国の人気小説 「盗墓筆記」のアニメ版のパネルだった。現地の派出所の担当者は、男性がその後、派出所に連れて行かれたことを明かし、「法に基づいて処理する」としている。

中国のネットユーザーからは「『盗墓筆記』には日本の要素は一切ない。この人は怒りどころを間違えている」「その気ならトヨタホンダの車を破壊してみればいいのに」「そもそも日本の要素があったからといって騒ぐものでもない。動漫星城には日本のアニメもたくさんある」「日本のアニメだったとして、それが何か問題なのか?こういうやつはさっさと警察に連れて行ってもらうべき」といった声が上がった。

また、「どうかしてるな」「また一人出たよ」「これがいわゆる愛国者か。ははは」「紅衛兵」「現実世界が思うようにいかないから『愛国』にかこつけて当たり屋行為をしているだけ」など冷ややかな声のほか、「(ロングバージョンの動画に映っていた)近くの店で平然と飯を食ってる人の精神状態が好き(笑)」というコメントも見られた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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