中国の人気女優の商業価値について、昨年はドラマ・映画ともに新作がなかったものの、ヤン・ミー（楊冪）がトップに君臨していると台湾のエンタメメディアが報じた。

ヤン・ミーは現在、ファンタジー時代劇の「狐妖小紅娘：月紅編」と半年にわたって撮影し昨年秋にクランクアップした「哈爾浜（ハルビン）一九四四」が待機作品として挙がっているほか、映画「沒有一頓火鍋解決不了的事」も今春上映される予定。昨年は新作の配信や上映がなかったが、昨年9月には高級ファッションブランド「ロエベ」のアンバサダーに起用され、このほど「パリ・コレクション」の会場に姿を見せた。

今回、ヤン・ミーの契約料について台湾メディアでは、2年間で約2500万元（約5億2000万円）と推定している。なお、同世代の女優ティファニー・タン（唐嫣）は昨年、3年ぶりのドラマ復帰作となった「繁花」で注目を浴び、中国の芸能人では唯一「イヴ・サンローラン」の招待により同じく「パリ・コレクション」に姿を見せたが、こちらの契約料は2年間で約1200万元（約2億5000万円）と報じられている。

また、女優のリウ・イーフェイ（劉亦菲）はここ数年、「ルイ・ヴィトン」のアンバサダーとしても知られるが、こちらは同じく2年間の契約料が2000万元（約4億2000万元）～2500万元とも報じられており、目下のところヤン・ミーが最も商業価値の高い女優として紹介されている。（Mathilda）