東京・国立競技場でのヴィッセル神戸との親善試合（7日）のために来日した米メジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミの会見が都内で6日に行われ、FWリオネル・メッシが登壇した。

これを受け、中国SNSの微博（ウェイボー）では6日、ハッシュタグ「#メッシが日本に来ることができてとてもうれしいと語った#」がトレンド上位に浮上した。

中国メディアの中新体育はウェイボーへの投稿で、このハッシュタグを付けて、メッシが会見で「日本に来ることができてとてもうれしいです」とし、「日本には過去に何度も来たことがありますが、（アジア）ツアーも終盤に差し掛かって、この日本で最後の試合を、いい試合を戦って帰りたいと思います」「午後の練習で改めて自分のコンディションを確認したいです。まだ明日プレーできるか分からないです。良くなっている感覚はあります」などと語ったことを紹介した。

また、4日に香港で行われた香港リーグ選抜との親善試合に出場しなかったことについて「サウジアラビアでの試合で内転筋に違和感を感じました。MRIを撮った結果、けがというほどではなかったですが、違和感は続いていました。香港でも本当に多くの人に集まっていただいたので自分としてもプレーしたかったですが、残念ながら難しいということになりました。何らかの機会を得て、また香港でプレーできたらと思います」とコメントしたことも伝えた。

香港では、メッシをお目当てにスタジアムに足を運んだファンらがチケット代の払い戻しを求めて騒ぎを起こし、主催者と補助金約3億円の拠出で合意していた香港政府も「失望」を表明したと報じられた。

中国のウェイボー利用者からは「日本でも欠場？」「今まで大好きだったのに、香港騒動で一瞬で嫌いになった」「日本で出場したら、中国にはもう二度と来ないで」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）