中国の高速鉄道で珍事、1両少ない編成で運行して座れない客が続出

Record China    2024年2月4日(日) 21時10分

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中国の高速鉄道で「珍事」が発生した。予定より1両少ない編成で運行したために、座れない乗客が続出した。鉄道会社はやむをえない措置だったと弁明した上で、謝罪した。

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中国の高速鉄道で「珍事」が発生した。予定より1両少ない編成で運行したために、座れない乗客が続出した。鉄道会社はやむをえない措置だったと弁明した上で、謝罪した。

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始発駅が山東省青島市内の青島北駅で、終着駅は吉林省延辺朝鮮族自治区延吉市の延吉西駅のG1265号列車が、2月1日に本来より1両少ない編成で運行した。ダイヤによると、同列車は青島北駅を午前6時28分に出発して、延吉西駅駅に午後6時16分に到着する。

同列車を利用した際に予約していた座席を利用できず、インターネットに「5時間も立ちっぱなしだった」と投稿したユーザーがいた。別のユーザーは、「車両が1両足りず、100人以上の乗客の座る席がなくなった」と投稿した。同列車を運行した中国鉄路瀋陽局は、問題が起きたG1265号列車について、「予定していた車両に故障が発生したために、運行を確保するために予備の車両を投入した」と説明した。そのため、本来は1102座席が用意されていたが、92席少ない1005座席になったという。

G1265

説明によると、同列車の乗務員は座席の再配分と乗客をなだめる作業を全力で行った。高齢者、幼児、病人、身体障害者、妊娠中の女性は優先して食堂車に誘導し、それ以外にも2人掛けの座席を3人で使ってもらうなど、可能な限りの手配をしたという。

中国鉄道瀋陽局はさらに「鉄道部門は旅客にご不便をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

なお、中国の都市間鉄道はかつて中央政府の鉄道部が運営していた。その後、行政から鉄道運営部門が切り離されて会社化された。「中国鉄路瀋陽局」の名称には鉄道部時代のなごりがあるが、現在は正式名称が「中国鉄路瀋陽局集団有限公司」という会社組織だ。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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