山西省の農村で樹齢2200年のエンジュが焼失、一度鎮火も翌日再出火―中国メディア

Record China    2024年1月28日(日) 14時0分

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27日、斉魯網は、山西省陽泉市で樹齢2200年のエンジュの木が焼失するトラブルが発生したことを報じた。

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2024年1月27日、斉魯網は、山西省陽泉市で樹齢2200年のエンジュの木が焼失するトラブルが発生したことを報じた。

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記事は、同市消防隊指令センターが現地時間25日午後6時過ぎに「平定県冠山鎮にある古いエンジュの木が燃えている」との通報を受け、消防車2台、消防隊員12人が現場に駆けつけたと紹介。現場では大きなエンジュの木が根元を中心に燃えていたと伝えた。

その後応援も駆けつけて約2時間消火活動を行った結果火は見えなくなったものの、木からはまだ白い煙が勢いよく出ていたためさらなる消火活動を行い、通報から約5時間が経過した同11時40分ごろに鎮火したとみて処置を完了した。しかし、翌26日午前7時半に再び出火したとの連絡があり消防車3台が再出動、同8時55分に鎮火した。火災の原因については、地元の警察などが調査を進めているという。


記事によると、この木は前漢の初期(紀元前206年)に植えられたとみられ「三晋一の古槐」と称されている。高さは30メートル余りで、同省内でもっとも長生きのアカシアと言われていた。


記事は、老木から出火して焼失するトラブルはここ数年度々発生しており、自然による理由以外にタバコのポイ捨てや放火、線香からの引火などが原因になっていると紹介。昨年1月23日には広西チワン族自治区梧州市の農村で樹齢100年以上のクスノキが突然発火し、2022年5月には安徽省宣城市の農村にあった樹齢800年のイチョウの古木が空洞部分から突然発火し、鎮火に数時間要する事例があったことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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