2024年1月20日、韓国・MBC NEWSは「昨年に日本を訪れた外国人旅行者は約2500万人で、そのうち韓国人は約700万人で最も多く、日本での消費額は6兆7000億ウォンに上った」と伝えた。

記事によると、昨年1年間で日本を訪れた外国人旅行者は2506万6100人で、地域別では韓国人が696万人で最も多く、2位以下には台湾、中国、香港が続いた。

韓国人旅行者は19年と比べて25％増加したが、その理由として記事は「円安」と「航空便の増加」を挙げている。例えばチェジュ航空は、週7便運航していた仁川‐広島路線を14便に増やし、大分路線も週3便から5便に増やしたという。

訪日外国人旅行者はコロナ禍前の80％ほどまで回復し、消費額も約5兆3000億円で過去最高を記録した。そのうち韓国人の消費額は7444億円で、19年と比べて約75％増加したという。

記事は「コロナ禍の数年間で落ち込んでいた日本の観光産業が活気を取り戻している」とし、「ホテルや飲食店での人手不足が懸念されてはいるものの、日本全域が大きく盛り上がっている」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「サービスの質が高く、観光名所も多く、物価も安いから日本へ行く。日本は合理的な消費が感じられる国」「みんな日本でお金を使っているのか。国内は不景気なのに」「滅びつつある日本を救うのはいつも韓国人」「国内旅行は不親切＋ぼったくりで休暇を楽しむどころかストレスを受けるだけ」「韓国の観光地は反省するべきだ。物価が上がったからある程度の値上げは受け入れられるが、ぼったくりレベルの価格は観光客を不快な気持ちにさせる。それにサービスの質まで悪いときたら行く理由がない」「日本でスーパーに行ったら本当に驚くよ。韓国の物価は異常だ。日本は韓国より貧しい国ではない。なのに韓国の生活は日本の3倍お金がかかる」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）