渋滞中の中国サスペンス時代劇10選、「顔心記」「大唐狄公案」など話題作ズラリ

anomado    2024年1月21日(日) 10時0分

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中国で制作されている時代劇の中でファンタジーものや武侠ものに引けを取らない人気を誇っているのがサスペンス系の時代劇。今後順次配信が見込まれている10作品をまとめてみた。写真は「顔心記」。

中国で毎年安定したペースで制作されている時代劇の中でファンタジーものや武侠ものに引けを取らない人気を誇っているのがサスペンス系の時代劇。今後順次配信が見込まれている10作品をまとめてみた。

1、「清明上河図密碼」

昨年のクライムサスペンス劇「狂飆」の大ヒットで時の人となった俳優チャン・ソンウェン(張頌文)と女優バイ・バイハー(白百合)の共演作。北宋・汴梁を舞台にするもので、難事件に巻き込まれた一族が黒幕の正体を暴き、家族と街の人々の幸福を守る物語。昨年10月に撮影が始まり、現在も続いているとみられている。

「清明上河図密碼」

2、「顔心記

俳優レオ・ロー羅雲熙)と女優ソン・イー(宋軼)、チェン・ヤオ(陳瑶)らが共演する時代劇。失顔症を患う男性主人公と変装マニアのヒロインの間で繰り広げられるドタバタ探偵物語。昨年4月に撮影が始まり、8月にクランクアップしている。

「顔心記」

3、「天書黎明」

俳優リー・ホンイー(李宏毅)と女優スー・シャオトン(蘇暁彤)の共演作。医学マニアの主人公とお茶目で腹黒のヒロインが幻の奇書「天書」の真相を突き止める物語。昨年10月にクランアップした。

「天書黎明」

4、「大唐狄公案」

オランダの作家、ロバート・ファン・ヒューリックの同名小説を実写化するもの。唐時代の政治家・狄仁傑が地方官吏から中央登用へと昇進しながら、数々の難事件を解決していく様子を描いている。俳優チョウ・イーウェイ(周一圍)、女優ワン・リークン(王麗坤)、チョン・チューシー(鍾楚曦)らによる共演で、2022年4月にクランクアップしている。

「大唐狄公案」

5、「隠娘」

女優チン・ラン(秦嵐)、俳優ジェン・イエチョン(鄭業成)が共演。「安史の乱」の後、暗殺を専門とする「隠娘」らが激動の中唐情勢と渦巻く陰謀に立ち向かうストーリーを描いている。22年6月にクランクアップした。

「隠娘」

6、「大理寺少卿遊

人気俳優ディン・ユーシー(丁禹兮)が主演。毒に侵された後、解毒剤の副作用で白猫に変身してしまった主人公が、大理寺少卿(大理寺とは、刑罰・司法を司る官署で、少卿は同官署の副大臣に相当する官職)に任命され、全国で起きた大事件を裁きながら正義を貫いていく物語。22年12月にクランクアップし、昨年9月に予告編第1弾を放出した。

「大理寺少卿遊」

7、「風月錦嚢」

女優フー・ビンチン(胡冰卿)と俳優ジャイ・ズールー(翟子路)によるもの。女性捕吏と天下を旅するドラ息子が手を組んで怪事件に挑むうちに恋に落ちていく物語。昨年4月にクランクアップを迎えた。

「風月錦嚢」

8、「唐朝詭事録之西行」

俳優ヤン・シューウェン(楊旭文)とヤン・ジーガン(楊志剛)が主演。前作の「唐朝詭事録」に続き、怪奇事件が立て続けに発生した唐王朝を背景にするサスペンス物語。昨年9月にクランクアップした。

「唐朝詭事録之西行」

このほか、昨年下半期に制作登録、コンセプトポスターの公開が順次行われ、これから制作に入るのが「朝雪録」「魅影神捕」。出演陣の公表はまだだが、いずれも人気小説を実写化するもので、サスペンス話題作として注目必至とみられている。(編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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