2024年1月19日、韓国・ニューシスは「韓国内の輸入乗用車“300万台時代”がやってきた」と伝えた。

記事によると、昨年末時点の韓国内の自動車累積登録台数は前年比1．7％増の2594万9201台だった。国産車の登録台数は乗用車が1882万5446台、商用車が391万6264台の計2274万1710台。前年比で乗用車は1．2％、商用車は0．7％増加した。

記事は「注目すべきは輸入車の登録台数だ」とし、「乗用車が前年比6．3％増の310万3035台、商用車が10万4456台の計320万7491台で、輸入乗用車の登録台数が300万台を超えたのは今回が初めて」と伝えている。

メーカー別ではメルセデスベンツが76万5405台で最も多く、後にはBMW（67万8632台）、アウディ（24万2365台）、フォルクスワーゲン（22万1135台）、レクサス（13万8602台）が続いたという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「外車にiPhoneにブランドバッグに美容整形…。この国は中身より見た目重視の見えっ張りだらけ」「日本は内需市場の40％が軽自動車だというのに、この国は本当に虚栄心にまみれている」などと指摘する声が上がっている。

また「外車は修理や交換の費用が高いけど、韓国車は頻繁に修理に出すから結局かかるお金は同じくらい。それなら外車に乗りたい」「国民所得も上がったけど、それと同時に韓国車の値段も上がったから輸入車の敷居が下がった」「輸入車は昔も今も同じくらいの値段だが、韓国車はかなり値上がりした」との声も。

その他「車は良いものを買うべき。命に関わる問題だから」「現代自動車に乗って急発進欠陥で死ぬくらいなら、少しお金を足してベンツに乗った方がいい」「なぜ消費者が輸入車を好むのか。韓国の自動車市場はよく考え、反省するべきだ」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）