日本企業に勝訴した元徴用工が涙「日本に謝罪してほしい」=韓国ネット「こんなに苦しんでいるのに…」

Record Korea    2024年1月19日(金) 14時0分

拡大

18日、韓国・kbcは「22年に日本年金機構から99円が支給された強制徴用被害者のチョン・シンヨンさんが戦犯企業を相手取り起こした損害賠償訴訟に勝訴した」と伝えた。資料写真。

2024年1月18日、韓国・kbcは「22年に日本年金機構から99円が支給された強制徴用被害者のチョン・シンヨンさん(94)が戦犯企業を相手取り起こした損害賠償訴訟に勝訴した」と伝えた。

記事によると、韓国の光州地裁は同日、元徴用工のチョンさんら4人が三菱重工業を相手取り起こした損害賠償訴訟で、同社に1人当たり1600万ウォン(約178万円)~1億ウォン(約1110万円)の賠償を命じる判決を言い渡した。

チョンさんは1944年5月に「日本へ行けば良い学校に通えて食べ物にも困らない」という言葉にだまされて三菱重工業の名古屋航空機製作所へ行き、劣悪な環境でペイントの補助作業をさせられたと主張している。20年1月に損害賠償訴訟を起こし、4年をかけて今回の勝訴を勝ち取ったという。

判決確定後、チョンさんは「日本政府に『幼いときに連れ去り、苦労させて申し訳ない』と言ってほしい。日本政府と三菱重工業は心から謝罪し、賠償しなければならない」と涙ながらに訴えた。

また、22年に日本年金機構から脱退手当として99円が支払われたことに関しては「おやつ代にもならない金額が送られてきた」とし、日本の謝罪を繰り返し求めたという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「韓国国民は裁判所の良心的判決を尊重する」「被害者がこんなにも苦しんでいるのに、なぜ政府は勝手に日本と合意するのか」「人生を踏みにじられたのにたった1億ウォン?」「企業が滅びるほどの賠償額にしないと」「少なくとも1人当たり10億ウォンは必要」「三菱の韓国内資産を売却して返済せよ」「お金は重要でない。心からの謝罪がほしい」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携