2014年8月13日、韓国のメディアによると、青瓦台（大統領府）は、セウォル号が沈んだ4月16日の朴槿恵（パク・クネ）大統領の行動について説明した。

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3日、産経新聞が「セウォル号が沈んだ当日、朴大統領が7時間にわたり行方不明となっていた。この間、男性と密会していたのでは」という記事を掲載したことで、韓国国民の関心が高まっていた。

青瓦台によると、朴大統領は当日、ずっと大統領府におり、午前10時に第一報を受けた。その後、書面や電話による計21回の報告に対して指示を出したという。また会議を招集しなかった理由については、朴大統領が初期段階は現場の指揮と救助作業が優先だと考えたためだと説明した。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「納得できるように説明して。余計気になる」

「公開された内容を見るとすごく抽象的で、大統領がその場にいなかったと推測できるな」

「いっそのこと7時間、大統領がダンスを踊ってたとでも言ってくれた方がすっきりする」

「なんで大統領が（自ら）説明しないの？」

「秘書室長は、大統領が随時報告を受けていたにもかかわらず、行方が分からないと言った。そのうそについての責任を取るべきだ」

「青瓦台担当の記者たちは一体何してるんだ。大統領が青瓦台にいたかどうかくらいわからないの？」

「大統領は神様じゃないんだから、セウォル号が沈むことを予期してあらかじめ待機なんてできないよ」

「救助活動をしていた人たちは、船の中にこんなにたくさんの人がいると思わなかったって言っている。つまり大統領にもちゃんと報告がされていなかった可能性が高いってこと。それが、大統領が国家の危機を知らなかった証拠じゃない？ただ、詳しいことは7時間後に知りましたって言えばいいんじゃないの？」

「席を外していて報告内容を知らなかった（つまり職務放棄）か、その場にいたというなら、報告を受けてもどうしたらよいかわからない（つまり無能大統領）のどっちかなら理解ができる」（翻訳・編集/篠田）