残酷！下あごに金具突き刺し無理やり…「水増し」ブタ100頭押収、悪徳業者を逮捕―北京市

2007年6月27日、無理やり水を飲ませて体重を「水増し」したブタがいるとの情報を入手した北京市工商局市場所執法員は、北京市の公安局や動物検疫局と合同で、北京市南郊外にある現場に向かった。

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同行した記者がそこで最初に目撃したのは、4台の大型トラック。その荷台にはそれぞれ10数頭のブタが載せられており、給水塔から伸びたゴムホースは直接ブタの口へ挿入されている。苦しがって暴れないように、すべてのブタの下あごにはS字型の金具の先が突き刺さり、金具の片方の先はトラックの柵に固定されている。ブタの下あごからは血が滴り落ちているが、「水増し」後のブタは身体が重すぎて動けなくなるようだ。

工商局執法員はこれまでに何度も情報提供者と現場を訪れ、ひそかに監視。大量の証拠を入手してきた。この日、トラック4台とブタ100頭を押収し、悪質業者は逮捕された。業者には法に基づき厳しい処罰が下されるという。（翻訳・編集/本郷智子）