Record China 2024年1月12日(金) 13時0分
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香港ニュースポータルの香港01は9日、中国のスマホ市場でファーウェイは80%近い伸びを見せ、米アップルのiPhoneは劣勢が加速しているとする記事を掲載した。写真は上海にあるファーウェイのストア。
香港ニュースポータルの香港01は9日、中国の昨年第4四半期(10~12月)のスマートフォンブランド別アクティベーション数で、中国通信機器大手ファーウェイ(Huawei)が前年同期に比べ80%近い伸びを見せた一方で、米アップルのスマートフォン「iPhone」の劣勢が加速しているとする記事を掲載した。
記事が、中国メディアの報道を引用する形で伝えたところによると、中国の昨年第4四半期のスマートフォンブランド別アクティベーション数ランキングのトップ6は、アップル、中国のシャオミ(Xiaomi。低価格シリーズのRedmiを含む)、ファーウェイ、中国のオナー(Honor)、中国のOPPO(ハイエンドブランドのOnePlusと同じグループ企業であるrealmeを含む)、中国のvivo(サブブランドのiQOOを含む)の順。
アクティベーション数はアップルが1501万1600台(市場シェア20.0%)で、前年同期の1678万2900台から10.6%減少した。
シャオミは38.4%増の1180万2100台(市場シェア15.7%)で、国産ブランドの中では1位、全体でも2位。ファーウェイは79.3%増の1146万5700台(市場シェア15.3%)。オナーは12.9%増の1111万1600台(市場シェア14.8%)。OPPOは15.1%減の1043万9900台(市場シェア13.9%)。vivoは12.5%減の1026万4200台(市場シェア13.7%)。
記事は、「iPhoneのナンバーワンの座が試練を受けている要因」として、「Xiaomi 14シリーズやHuawei Mate 60シリーズなどの国産ハイエンドフラッグシップモデルが飛ぶように売れ、iPhone 15シリーズの売れ行きに影響を与えている」ことを挙げた。
記事はまた、エジソン・リー氏率いるジェフリーズのアナリストらによると、中国におけるアップルのiPhone販売不振は深刻化しており、同社の販売台数は今年さらに減少する可能性が高いこと、昨年9月に発売されたiPhone 15が中国で異例の低調なスタートを切り、iPhoneの中国販売台数は今年第1週に前年同期比で30%減少したことも取り上げた。(翻訳・編集/柳川)
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