2024年1月4日、韓国・ニュース1は「韓国で10代の男女が国家指定文化財であるソウルの景福宮に落書きした事件が衝撃を与える中、今度は三国統一を成し遂げた新羅第30代文武王の伝説が残る岩に落書きが見つかった」と伝えた。

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記事によると、蔚山東区の大王岩公園にある奇岩怪石に青いスプレーで「パダナム（海男）」とハングルで書かれているのが見つかった。大王岩公園は文武王の王妃が国を守る龍として大王岩の下に埋められたとの伝説を記念してつくられた場所で、蔚山を代表する観光地となっている。

東区庁は「化学製品を使って落書きを消すと水質汚染が懸念される」として、岩の表面を削る方法で落書きを消す考えを示している。

韓国では国の文化遺産でなくても、公共施設である公園を汚損させた場合は300万ウォン（約33万円）以下の罰金または10万ウォン（約1万1000円）以下の過料が科される可能性があるという。

これに韓国のネットユーザーからは「非常識で歴史へのリスペクトもない」「処罰が甘いからこういう事件がなくならないんだ」「国を否定し、見下す行為は反逆罪にあたる。重刑に処すべき」「法律が甘すぎるから子どもたちも法律をばかにする。少年法を廃止して処罰も強化しよう！」「今後、文化遺産を損壊させた人は無期懲役に」「韓国の市民意識がどんどん後退しているのはなぜだろう」などの声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）