CRI online 2023年12月30日(土) 5時0分
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中国初の自主開発・全国産の自動化埠頭として、中国東部にある山東省青島港自動化埠頭が27日に操業を開始しました。
中国初の自主開発・全国産の自動化埠頭(ふとう)として、中国東部にある山東省青島港自動化埠頭(第3期)が27日に操業を開始しました。同埠頭は中国初めての自主開発・全国産の自動化埠頭であり、中国が埠頭の建設分野で実現した著しい進展を示すものとされています。
同埠頭が初めて迎えた“客人”であるニュージーランドからの貨物船には2000TEU以上の標準コンテナが積載されていました。忙しく作業が進む埠頭に作業員の姿は1人も見えません。積み下ろしなどはすべて遠隔操作によって行われ、全過程は自動制御管理によって設備側が進めます。従来型の埠頭と比べて、このような全自動埠頭は作業員を8割以上削減でき、作業効率を3割以上も引き上げられます。
全自動化埠頭の操業はスマート制御システムによって円滑に行われます。この制御システムは中国が独自に研究開発したもので、「ミリ秒級」のデータ更新を実現したほか、稼働を中止せずにシステムのグレードアップができます。
中国では現在、輸出入貨物の9割以上が海運に頼っています。港の貨物取扱量に関する最新データによれば、世界の港の貨物取扱量の上位10カ所のうち、中国の港は8カ所で、コンテナ取扱量では上位10カ所のうち、中国の港は7カ所で、いずれも上位10位までの港の中で、中国の港が最も多い状態が続いています。(提供/CRI)
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