中国で多くの旅行者が首を長くして待っていた「海南島周遊観光道路」が18日、満を持して全線開通した。全長988キロで、海口や文昌、瓊海といった沿海の12市・県をつないでいる。海南省のA級景勝地31カ所やネットで人気の観光スポット40カ所をカバーしているほか、展望台45カ所、駐車場25カ所、海南版「道の駅」などが建設されており、風力発電のプロペラが並ぶ海岸、湿地の鳥の群れ、塩田の夕焼けなどを楽しむことができるほか、サイクリングや潮干狩り、ダイビング、サーフィンも体験できる。さらに、沿道には歴史ある村や少数民族の村なども点在しており、サプライズ連続の旅を満喫できる。

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「海南島周遊観光道路」は、海南自由貿易港や国際観光消費センター、省全域を観光地とするモデル省建設を推進するシンボルプロジェクトで、「国家海岸一号風景道」に指定され、「全国エコツーリズム発展計画（2016—25年）」中の国家生態風景道25本の一つともなっている。全長988．2キロで、新たに建設された453．2キロともともとあった道路535キロが連結されており、総投資額は約163億5000万元（約3270億円）。（提供/人民網日本語版・編集/KN）。