中国最大のIT企業・騰訊（テンセント）が主催する年末恒例の芸能界総まとめビッグイベント、「騰訊視頻（テンセントビデオ）星光大賞」授賞式が17日夜、マカオで行われた。

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2016年に始まり、今年8年目を迎える同賞は「テンセント娯楽白書」と同じ影響力を持っている芸能界の一大イベント。今年の授賞式には人気女優のヤン・ズー（楊紫）、チャオ・ルースー（趙露思）、ディリラバ（迪麗熱巴）に、俳優のゴン・ジュン（龔俊）、ワン・ホーディー（王鶴棣）、ワン・イーボー（王一博）、タン・ジェンツー（檀健次）ら140人を超えるそうそうたる顔ぶれが一堂に会し、イベントを盛り上げた。

今回は映画、ドラマ、音楽、バラエティーなど六つのカテゴリーで53種類の賞が授与された。特に注目すべきなのは、俳優、歌手、ダンサーとしてマルチに活躍してきたタン・ジェンツーが「年度全能芸能人」に輝き、ヤン・ズーとチャオ・ルースーはそれぞれ「年度ドラマ女優」、「海外で最も人気のドラマ女優」に選ばれた点。かねてから注目度の高いワン・イーボーは今年上映の映画成績が評価され「年度映画俳優」を手にした。

授賞式の様子はネットにも配信され、さらに抜粋されたいくつもの「名場面」が中国SNS・微博（ウェイボー）に登場し、話題となった。例えば映画「無名」の出演俳優エリック・ワン（王伝君）がワン・ホーディーをワン・イーボーに紹介した際、ハグする2人。この様子を見た両方のファンからは共演を熱望する大歓声が上がった。

また、「年度卓越芸能人」に選ばれたウー・レイ（呉磊）が壇上でスピーチをする際には、カメラ画面が来賓席に座って拍手をしながら笑顔を見せるチャオ・ルースーに切り替わり、昨年の夏に配信された「星漢燦爛（せいかんさんらん）」が思い浮かべられ、「呉露CP（カップル）」に拍手が送られた。

視聴したファンからは「タン・ジェンツーは映画、ドラマ、歌手、ダンサー、バラエティー、ビジュアルにおいてバランスの取れたマルチ型スター」「子役時代から見てきたヤン・ズー、今年はより輝いて見えた」「ムードメーカーのワン・ホーディーとクールなワン・イーボーの共演、なかなか面白くなりそう」「1年たっても呉露CPは健在だった」「壇上を歩くディリラバはスーパーモデルみたいにオーラ全開」など、さまざまな感想が聞かれた。（編集/RR）