中国の漫画・アニメ作品「縁結びの妖狐ちゃん（狐妖小紅娘）」の実写版ドラマ「狐妖小紅娘・竹業篇」のクランクアップ報告がこのほど行われた。リウ・シーシー（劉詩詩）、チャン・ユンロン（張雲龍）をはじめ美男美女が多く出演するこの作品で、「再現度0％、満足度100％」の出演者が中国のネット上で話題となっている。

人気漫画・アニメの実写化ドラマにおいて一番の魅力は「原作の再現度」。再現度が高いと「神ドラマ」と称賛されるが、逆の場合は原作ファンからたたかれることもしばしばある。今回、「再現度0％なのに100％満足している」と大反響の人物が「百目妖君」を演じる若手俳優のホウ・ミンハオ（侯明昊）だ。

原作に登場する「百目妖君」は目が八つのクモの妖怪。見た目は悪いだが、神秘的で強いパワーを秘めているキャラクターで、「竹業篇」では「美男貴公子風」なホウ・ミンハオがこの役に挑んでいる。クランクアップ報告動画には、黒い衣装と派手な髪飾りのホウ・ミンハオ版「百目妖君」が映され、視聴したファンから「納得」の珍意見が相次いだ。

「マイナス級の再現度だが、ホウ・ミンハオの美貌にうっとり！」「再現度ゼロなのに、好きでたまらない！さすがホウ・ミンハオ」「再現できないキャラクターなので、あえてイケメンを起用し、演技でキャラの性格やスキルを表現するのもいい方法」「（『竹業篇』の）悪いニュース：再現度ゼロ。いいニュース：イケメン過ぎて思いっきりのめり込みそう」「再現度が低くても怒られない。キャスティング大成功」など、満足や支持のコメントが寄せられた。（編集/RR）