Record China 2023年12月7日(木) 17時0分
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このほど発表された「世界人材競争力指数(GTCI)」で、中国が2項目で世界1位を獲得する一方、日本が初めて25位を下回り、韓国に追い抜かれた。
香港メディアの香港01は6日、このほど発表された「世界人材競争力指数(GTCI)」で、中国が2項目で世界1位を獲得する一方、日本が初めて25位を下回り、韓国に追い抜かれたと報じた。
記事によると、欧州経営大学院インシアード(INSEAD)はこのほど2023年版の「世界人材競争力指数」を発表した。ランキングは134カ国について、人材の「活用」、「魅力」、「育成」、「維持」、「労働と職能」、「世界の知識・技能」の6点で評価したもの。
1~10位は、スイス、シンガポール、米国、デンマーク、オランダ、フィンランド、ノルウェー、オーストラリア、スウェーデン、英国となった。
アジアでは、日本が2022年から2ランクダウンの26位となり、3ランクアップした韓国(24位)に抜かれた。中国は、ポイントは上昇したもののランクは4つ下がり40位だった。
報告書では中国、インドネシア、メキシコ、ブラジルなど新興経済国が著しい進歩を遂げていることが示されたという。
記事は、中国は2018年から9ランク上昇しており、今回の評価でも「育成」の中の「読解、数学、科学」と「企業研修の普及」という2項目で世界1位だったと説明。一方で、「ビジネスの魅力」、「人材の魅力」、「ジェンダー平等」などの項目を含む「魅力」については、中国は「中高所得国」のカテゴリーの中でやや見劣りすると指摘した。(翻訳・編集/北田)
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