日本の防衛白書を非難=「古い話持ち出し、悪意を持って中国の脅威を宣伝」―中国国防部

Record China    2014年8月11日(月) 18時38分

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10日、中国国防部の楊宇軍報道官は、日本の2014年版防衛白書について、「古い話をまた持ち出してきた」と指摘。「中国の脅威を宣伝し、国際社会の耳目を惑わそうとしている」と非難した。写真は中国が公開した自衛隊機による異常接近。

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2014年8月11日、中国新聞社によると、中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユージュン)報道官は10日、中国の海洋進出などを批判した日本の2014年版防衛白書について、「古い話をまた持ち出してきた」と指摘した上で、「中国の脅威を宣伝し、国際社会の耳目を惑わそうとしている」と非難した。

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楊氏は「(防衛白書は)中国の正当な国防と軍隊建設をでたらめに評し、中国の軍事的透明度や東シナ海の防空識別圏、日中軍機の異常接近問題などを悪意を持って宣伝している」と批判。「中国側は断固とした反対を表明し、抗議を申し入れる」と述べた。

また、「日本は中国との対話を望むとしながら、一方では誤った立場を持ち続けている」とし、「日本は対話に向けた誠意と用意があると述べているが、その姿勢を疑わざるを得ない」とも指摘した。(翻訳・編集/NY)

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