「ツボを突く」と言いながら女性に思い切り”腹パン”、武術家に批判殺到―中国

Record China    2023年11月24日(金) 19時0分

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23日、香港メディア・香港01は、中国で武術の「大師」がツボに一撃を与えて相手を倒す「点穴」と称して被験者の腹を思い切り殴り倒したとみられる動画が拡散し、物議を醸したことを報じた。

2023年11月23日、香港メディア・香港01は、中国で武術の「大師」がツボに一撃を与えて相手を倒す「点穴」と称して被験者の腹を思い切り殴り倒したとみられる動画が拡散し、物議を醸したことを報じた。

記事によると、中国のネット上でこのほど、何らかのイベントの舞台上で武術の「大師」が経穴(ツボ)を突いて経脈を遮断する技「点穴」のデモンストレーションを行う動画が拡散して議論を呼んだ。動画には白い道着を身に着けた「大師」がステージ上に立ち、被験者の女性の腹付近に手をあてがいカウントした後、勢いよく思い切り腹を殴る様子が映っており、その衝撃で女性は「わあっ」という叫び声をあげて後方に勢いよく倒れた後、苦痛の表情を浮かべながら両手で腹部を押さえた。

このデモンストレーションについて中国の総合格闘家である徐暁冬(シュー・シアオドン)も驚きを隠せなかったようで、SNS上で「これのどこが点穴だ。武術の達人がおばさんに重いパンチを食らわせただけじゃないか。ひどすぎる。とんでもない武徳の高さだ」と皮肉めいた、あきれたような感想を残した。

また、ネットユーザーからも「超痛そう」「こんなのチンピラ同然じゃないか」「肝臓への打撃技だ」「点穴というのは名前だけで、本当は相手を殴る技なんだな」「点穴は相手を動けなくするっていうから、その点では有効だったのかも」「どうりで自分が点穴をやっても効かなかったわけだ。そもそもやり方が間違ってた」「この女性は師匠にお金を借りてたのかも」「だいぶ恨みがたまっていたようだぞ」といったコメントが寄せられたという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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