中国の初婚人数、9年で55.9%減少=晩婚、非婚が顕著―中国メディア

Record China    2023年11月22日(水) 5時0分

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中国メディアの第一財経の20日付記事によると、中国の初婚人数が9年間で55%以上減少したことが分かった。

中国メディアの第一財経の20日付記事によると、中国の初婚人数が9年間で55%以上減少したことが分かった。

国家統計局が出版した「中国統計年鑑2023」によると、2022年に婚姻届けを提出した夫婦は約683万5000組で、前年比で10.6%減少した。初婚人数は1051万7600人で前年比9.16%(約106万400人)減少となり、初めて1100万人を下回った。初婚人数はピーク時の13年に2385万9600人に達しており、9年間で55.9%減少したことになる。

22年に結婚した人の数が最も多かったのは広東省で57万3100人。50万人を上回ったのは同省だけで、以下、河南省が48万9000人、四川省が46万3900人で続いた。

人口問題専門家で広東省政府惨事室特約研究員の董玉整(ドン・ユージョン)氏は「客観的に見て結婚適齢期の若者が減少している。晩婚化が進み、一部の層では結婚意欲が減退している。結婚しないという人も徐々に増えている」と指摘。生活コストの上昇や、価値観の変化により結婚が必須ではなくなったことが背景にあると分析した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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