2014年8月8日、中国新聞社によると、日本の複数のメディアは「台湾の李登輝元総統が9月中旬の訪日を検討している」と伝えた。これに対し、台湾中央通信社は「年内に訪日するかどうかは未定」と報じている。

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日本メディアはこのほど、李元総統が9月中旬に訪日し「初訪問となる北海道のほか、東京、大阪を訪れる見通しだ」と伝えた。現在91歳の李元総統の健康状態は良好だが、高齢や持病の心臓疾患もあるため、慎重に準備を進めているという。

これに対し、台湾中央通信社は李元総統の事務所の話として「日本からはかねて訪日要請を受けているが、年内に実現するかどうかは分からない」と説明した。日本側はここ数年、李元総統に訪日を要請してきたが、健康状態などを理由に見送られてきた。今年5月にも訪日の計画があったが、風邪などで中止となった。年内に実現すれば09年以来5年ぶりとなる。（翻訳・編集/AA）