今年に入ってから映画出演が続く中国の女優チャオ・リーイン（趙麗穎）だが、このほど公開した最新スケジュールも、恐らく映画最新作の撮影とみられている。

チャオ・リーインは昨年、ドラマ「幸福到萬家」および「風吹半夏」と、これまでの出演作とは違って現代社会のリアリティーを追求した作品に出演し、アイドルから実力派女優へイメージチェンジに成功したとされる。これに続き、今春には俳優シャオ・ヤン（肖央）と共演する「虎狼之路」がクランクアップ。続いて夏にはチャン・イーモウ（張芸謀）監督の最新作となる映画「第二十条」への出演が明らかになった。

チャオ・リーインのマネジメント側が運営する中国のSNS・微博（ウェイボー）アカウントがこのほど、11月のスケジュールを公開。具体的なタイトルは書かれていないものの、作品のクランクインを明らかにしており、これはかねてから出演が報じられていたチャオ・ダーイン（趙德胤/Midi Z）監督の「喬妍的心事」と思われる。

「喬妍的心事」は中国の大都市を舞台に、とある秘密を抱えた姉妹を描く作品。ヒロインで妹の「喬妍」をチャオ・リーインが、姉の「喬琳」をドラマ「如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃～」などで知られるシン・ジーレイ（辛芷蕾）が演じると報じられ、今月中旬に北京でクランクイン予定となっている。

クランクインを待つチャオ・リーインは6日、手作りらしきハンバーガーを食べる様子をウェイボーにアップ。キャップをかぶって顔を伏せているため表情は分からないものの、口元にはマヨネーズがついており、一心不乱に食べる様子が「かわいい」とコメントが集まっている。（Mathilda）